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長距離ライドシェア(相乗り)マッチングサービスを体験してみた!-notteco(のってこ!)

けんのすけです!

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 airbnbを筆頭に日本でも根付いてきた、所有物の空いているスペースを自分が使わない時間帯だけ貸し出すビジネスシェアリングエコノミー。その中でもUberを中心にライドシェアリング(カーシェアリング)のサービスは日本でも一般的になりつつあります。
 僕は今回長距離移動の時に便利と噂だったnottecoを利用しましたので、その体験談をまとめました! 

 

nottecoって何?

 nottecoとは「自動車で〇〇へ行く用事があるが、車内の座席が余っているドライバー」と「〇〇へ行きたいが手段(新幹線、バスなど)が決まっていない人」をマッチングさせてくれるサービスです。現在は主に長距離移動の際の手段としてのみ用いられています。お金のやりとりも現金による個人同士の受け渡し、集合時間や解散場所も個人間の口約束で成り立っています。ちなみに僕は東京⇄愛知を2,000円×2で何の問題も無く利用させて頂きました! 

 

 

日本におけるライドシェアの現状(2017年11月)

  日本でも「Uber」という言葉が一般的になってきたと感じますが、日本におけるライドシェアサービス普及の現状を簡単にまとめたいと思います。
 結論から書きますと、日本でライドシェアは違法です(正確には道路運送法違反だそうです)。理由はライドシェアはいわゆる「白タク(自家用車を使い、無許可でタクシー営業をする違法タクシーのこと)」に該当するからだそうです。ですが近い将来日本でも全国的にUberといったライドシェアサービスが普及することはまず間違いないとは思います。これは2016年5月にトヨタとUberが業務提携したこと、安倍首相が白タクを合法化するという意向を表明したことからも断定できると思います。
 ではnottecoは違法なサービスなのでしょうか?結論から書きますと、nottecoは合法です。理由は国土交通省がnottecoのサービスは白タクに当たらないとしているからです。nottecoはライドシェアサービスではありますが、実態は見知らぬ人同士が会って車に乗っているだけですから、出会い系サービスと同様のマッチングサービスとも言えますので、言葉遊びな気もしますがnottecoは合法と言い切れるかと思います。
 
 

notteco利用方法

 nottecoのサービスはこちらから会員登録をすることによって利用可能です。facebook連携による会員登録に対応しています。会員登録はすぐできるのですが、実際に利用する前に本人確認書類の提示が必要になります。これに時間がかかる場合があるので注意が必要です。 f:id:kennosukemiura:20171122190700p:plain

 基本情報登録、本人確認書類の提示を終えると早速利用可能です。TOPページや検索ページに自分の希望する出発場所到着場所(都道府県単位)を入力すると、乗車可能なドライブの一覧が表示されます。その他にも日付、出発時間、女性限定ドライブ等いくつかの項目でフィルタをすることが可能です。

 希望のドライブが存在した場合、そのドライバーと直接コンタクトを取ります。そこからはチャットで時間や金額を確認して、両者が承認した場合にのみ契約成立(口約束ですが)となり準備完了です。

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東京→愛知

 では僕が実際に体験した東京→愛知のライドシェアの旅の内容を書きたいと思います。僕は土日に一泊二日で愛知県に行き、初日は栄観光、翌日に長島スパーランドに行って東京に戻る予定でした。
 
 ライドシェアの概要は、朝7:30に東京駅に集合し、昼の13:00に愛知県の幸田駅に到着。ドライバーとはそこでお別れをして幸田駅から電車で栄駅まで行きました。ドライバーにお支払いした金額は2000円で幸田駅から栄までは1000円弱でしたので実質3000円かからずに東京から目的地に行けました。
 僕が乗せて頂いたのは男性ドライバーの黒のセダン、車幅もありかっこいい車でした。乗車人数はドライバー含め5人(内女性は1人)。本来は上限4人だそうなのですがドライバーのご好意で僕の友人も1人特別に乗せて頂きました。車中での会話も弾み、途中の朝ごはんも5人でパーキングエリアにて楽しく頂き、いい思い出となりました。唯一の欠点途中渋滞に巻き込まれて想定よりも到着時間が遅くなってしまった点です。仕方の無いことですが、例えば高速バスなどは渋滞もある程度予想して到着時間を設定されていると思いますので、その点はドライバーさんにも意識して頂きたいですね!

 現在は到着予想時間もドライバーの一存で決められているだけなので、将来的に出発時刻より到着時刻を機械的に算出してくれるなど、改善してほしい点です。 

 

 

愛知→東京

 復路は、実はnottecoを利用せずに往路で知り合った男性に僕の望んでいた時間帯に、僕を拾い東京まで乗せて行ってくれると言って頂いたので、乗せて頂きました。車はトヨタのエクスファイア、とても快適でした。大きな渋滞に巻き込まれることも無く、口約束で決めていた2000円をドライバーにお支払いしたのみで無事に東京に帰ってこれました。

  実は僕を拾ってくれた場所ですが、こちら側の都合に合わせて頂いて直前まで遊んでいた長島スパーランドから5分の場所で拾っていただきました。やはり初対面の人よりも一度会っている人だったので色々スムーズにお互いにストレス無く決められたと思います。

 nottecoのドライバーは定期的に同じ道を往復されている方も多いそうなので、同じドライバーさんを複数回利用することによって、より安心で安全で楽しい旅ができるのではないかと思います。

 

 

個人的感想

 nottecoは個人的には安価に長距離を移動できるサービスなので、単純に便利だなとは思いました。こういったシェアリングエコノミー、果ては車の自動運転は不可避な未来だと思うので、日本としても柔軟に生活の一部になっていって先進国に出遅れないでほしいというのが僕の意見です。
 ただその為には下記2点の根本的な課題があると思いました。
 
  1. 賃金の受け渡しが個人間の口約束かつ現金でのやり取りである点
  2. ドライバー、乗車者の評価方法
 
賃金の受け渡しが個人間の口約束かつ現金でのやり取りである点
 「白タク」と指摘されない為に、仕方なく個人間の口約束に任せているのだとは思うのですが、明らかにトラブルの原因になると思います。
 例えば当日の寝坊によるドタキャンや、ドライバーが乗車人数によって金額設定を変えている場合の認識違いなどのトラブルの対応が全くされていません。まだ聞いたことは無いですが、金銭のやり取りをユーザーに完全に任せるのは危険を伴うと思いますので、距離によって金額をnotteco側で指定し、クレジットカードによる事前決済を徹底するなどの方法の導入が無い場合、nottecoが生き残っていくのは難しいと感じました。
 
ドライバー、乗車者の評価方法。
 ドライバー、乗車者が互いに評価し合う形で全ユーザーの評価点が決まっています(食べログなどと同じですね)。ですが人がお店を評価するのと人が人を評価するのは訳が違うと思います。下記がその会員ステータスとその評価方法になります。

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 ここで注目して頂きたいのが、「レーティング数」「高レーティング率」です。レーティングとは相手を評価するということですので、ドライバーが乗車者、乗車者がドライバーを評価するということになります。このレーティングの数と高い評価の割合を会員ステータスの基準に含めているのですが、nottecoの場合サービス利用後に互いに互いを認識した状態でコメント付きで評価します。

 つまり、何時間も時間を共有した人に対して、低い評価をする場合は自分が低い評価を与えたことが相手に伝わります。すると低い評価をされた方も、人間の心理的に相手にも低い評価を与えるでしょう。こうすると互いに会員ステータスが上がっていきません。互いにメリットは無い訳です。さらに例えばドライバーが乗車者に低評価をつけられてしまった場合、そのドライバーは二度とその乗車者を乗車許可しないと思います。これも現状nottecoの登録者自体が少ないことを踏まえると乗車者にとって損でしかありません。

 となると、たとえそのドライブが満足いくもので無かった場合でも、乗車者はドライバーに対して高評価を与えるでしょう。これは逆もしかりです。

 まとめますと、nottecoの会員ステータスは全く安全安心の基準になっていないのです。事実高評価はされているが、女性しか乗せない変なドライバーがいるといった話も聞きました。

 

 この2点の課題を解決して、nottecoにはuberを超える日本のライドシェアサービスの代表格になるような素晴らしいシェアリングサービスを提供して頂きたいと思います。 

nottecoのサイトはこちら