けんのすけです!
BOSEの”SoundSport Free wireless headphones(サウンドスポーツ フリー ワイヤレス ヘッドホン)”を実際に購入したのでレビューを書きました。
2016年に発売されたAppleの”Air Pods”から始まり、イヤホンのBluetoothを活用した完全独立型のワイヤレス化が世界中のガジェット好きや音楽業界の人々の間でブームとなりました。(本ブログにおける”完全独立型”とは、コードを一切使わず左右で分離していることを意味します。)
<Air Pods>
その後、SONYの様な大手企業からfFLAT5といったオーディオ機器を専門に扱う会社までがこぞって完全独立型のワイヤレスイヤホンの開発に力を入れています。2000年代にコード付きの固定電話が一気に携帯電話に変わったような変化が、まさに今イヤホン業界で起きているのです!
そんな中、重低音中毒でスピーカーやヘッドホンは全てBOSEで揃えているBOSE好きの私は、BOSEで完全独立型のワイヤレスイヤホンが発売されるのを心待ちにしていました。すると2017年11月4日に待望のイヤホン”SoundSport Free wireless headphones”がついに発売されました!
<SoundSport Free wireless headphones>
もちろん先行予約をして当日にゲットしました!そして現在使用を開始して一週間程度なのですが、さっそくメリット・デメリットが明確化してきたのでブログにまとめました。ワイヤレスイヤホンに興味がある人は一読して購入の判断材料にして頂ければと思います。
スピーカー界の王者”BOSE”の最新作イヤホンとは?
そもそもBOSEとは、1964年にMITの教授が設立したアメリカに本社を置くスピーカーを主とした音響機器開発製造企業です。一般的に低音を発生させるのにイヤホンやスピーカーを用いる場合、機器が大柄になってしまうケースが多いのですが、BOSEは独自の技術で小型化に成功している点が個人的には一番の特徴だと思っていますし、世界でも評価されています。
”SoundSport Free wireless headphones”はBOSEが数多く販売しているイヤホン・ヘッドホンの中で、初めての完全独立型のワイヤレスイヤホンです。
店員さんによると、今まではBluetoothによるワイヤレス化は実現出来ていたものの、特にバッテリーの関係でコード部分を無くすことが出来なかったそうです。技術の進歩を感じますね!
<コードが残っているワイヤレスイヤホンの例>
それでは以下にメリットとデメリットを記載します。
メリット
メリットを6点、下記に列挙します。あくまで個人的見解ですのであしからず。
a.コードが無い!!!
大前提ですが、コードが無いことによって様々な小さなストレスが一気に無くなりました!耳への引っかかりも良いので、激しいスポーツをしなければ基本的に外れません。洋服の襟に引っかかって外れたり、ジョギング中に片耳だけ外れてイヤホンの頭が「ぶら~んぶら~ん」となることももうありません。これに関しては実生活の中で実感して頂くしか無いかと思います。予想は出来ていましたが、これは想像以上に最高です!
b.ヘリウムガスレベルに軽い!
片方9gです。今までコードの重さも耳にかかっていたことを踏まえると、軽くてとても心地よいです。重さに関しては個人的には全く気になりません。この点は他の完全独立型ワイヤレスイヤホンも同じように軽いものが多いです。
c.スピーカー顔負けの最強の重低音!!
ここは流石BOSEですね。BOSEのヘッドホンには負けますが、今までのBOSEのコード有りのイヤホンとは遜色ない音質だと思います。店員さんは今までのBOSEのモデルを超える音質だと言っていましたが、残念ながら個人的に超えているとは思いませんでした。ただ十分満足できる音質です。
d.なんと音量はイヤホンで操作可能!!
右耳に音量を調節したり、音楽をスキップしたり前に戻ったりすることが出来るボタンがついているので、音楽をいじるのにいちいちスマホを取り出す手間が減りました。
<ボタン>
e.なんとスマホをいじらずに電話に出れる!!!
dで紹介した右耳についているボタンを用いて電話に出ることが出来ます。例えばスマートフォンにLINEの無料通話が掛かってきたとします。すると音楽は一時中断されコールが右耳のイヤホンからのみ聞こえます。その時に中央のボタンを押すとそのまま通話に移れます。しかも自分の声もイヤホンのマイクが拾ってくれるので、スマートフォンを全くいじること無く電話に出て会話することが出来ます。
実際に試したのですが、私の声もしっかり拾ってくれるので何の問題も無く両手が空いたまま電話に出て会話することが出来ました!この点はかなり感動しました。
f.スマートウォッチと、スマートフォンを介して連動出来る!
もし、皆さんがスマートウォッチをお持ちでスマートフォンと連動している場合、もちろんイヤホンとも連動することが出来ます。
つまり曲名の確認や音量調節をスマートウォッチ上で完結することが出来ます。dで音量はイヤホン自体のボタンで調節できると言いましたが、僕はスマートウォッチを持っているのでスマートウォッチ上で調節するようになりました。
デメリット
個人的にアフィリエイト目的でメリット欄ばかり充実していてデメリットを書かない、いわゆる”買わせるためのブログ”が嫌いなので素直にデメリットをメリットと同じ6個記載しました。
a.値段が高い・・・
2017年11月時点で正規価格は2万9160円です(送料込み)。普通のサラリーマンの私には「やや高いな~」と感じる金額ではありました。
正直バッテリー頼みの商品なので、2年も使えば充電が10分しかもたなくなるのが関の山でしょう。
あまり普段から音楽に触れない人には高い製品かなと思います。ただ僕はコード有りイヤホンの時以上に特に外出時に音楽を聴くことが増えました。
b.ケースがスマートじゃない・・・
言葉じゃ伝わらないと思うので実物を手に取って試して頂きたいのですが、充電機能付きケースの開閉ボタンが緩くて開閉がスムーズじゃ無いなと感じています。小さいことではあるのですが開ける度に感じます。
<ケース>
c.左耳が聞こえなくなることが多々ある・・・・・・・・
これが一番のデメリットですかね。まだ使用を開始して一週間程度なのに左耳側だけ接続が切れることが何回かあります。
ただ音楽を聴いている途中に切れることは無く、あくまで最初のスマートフォンとの接続時に右耳側のみ音が流れて左耳側が流れないので、商品の説明書にある通り再度ケースに閉まってもう一回取り出して再接続を試みる事がなかなかの回数あります。完全独立型のワイヤレスイヤホン特有のデメリットかなと思います。
ちなみに下記記事にて対処法をまとめましたので、必要でしたらご活用下さい。
d.時々音が切れる・・・
cとは別に、今度は音楽再生中にたまに音が一瞬切れることがあります。個人的にはそこまで気にならないですが、音楽に集中している時は少しストレスになります。ただ一瞬なのですぐに再び正常状態に戻ります。
e.ノイズキャンセリング機能が無い!!!
個人的にはあまり必要性を感じていないのですが、ノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンが良い場合は他の製品を買われた方が良いでしょう。
ちなみに店員さんいわく、ワイヤレスかつ軽量なためノイズキャンセリング機能の付加に耐えられるバッテリーがつけられなかったとの事です(バッテリーの使用可能時間は2時間です、ただしケースに戻すことによって充電が可能です。)。
f.あまりかっこよくない(完全個人的な意見)
これは完全に個人的な意見ですが、SoundSport Free wireless headphonesに限らず完全独立型ワイヤレスイヤホンが全体的に「かっこよくないな・・・・」と思っています。特に大きさが中途半端な気がしています。
<装着した時のSoundSport Free wireless headphones>
ただ新しい製品のデザインは最初は違和感があって受け入れにくいものです。薄型テレビしかりスマートフォンしかり電動歯ブラシしかり。ですのでこの点に関してはいずれ価値観の変化や慣れで問題は無いかなと思ってはいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今現在イヤホンの購入を検討している人は、時代のちょうど転換期ですし、折角ですので完全独立型のワイヤレスタイプを選んでみてはいかがでしょうか。(お財布と相談ですが・・・)
その中でご紹介したBOSEのSoundSport Free wireless headphonesを選ぶかどうかに関しては上記のメリットやデメリットを是非参考にして下さい。私は最終的に満足していますので個人的にはお勧めします。
時代はBluetoothだぜ!!